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2021.10.11

思い出のお菓子

昨日、おばさん(母の姉)のお葬式でした。
お通夜はなく、1日葬という形でした。
おばさんと最後に会ったのは20年ぐらい前の話で。
その時はとても元気だったと思いますが
その後、月日がたち認知症かつ病気を煩い。
施設に入りそのうちご飯も自分で食べられなくなり、
胃ろうとなって3年。
晩年は
かなり長い間病気で苦しんでいたようです。

ただ私の記憶の思い出では
子供の頃、母とよくおばさんの家にいって
よく遊んでもらったりいろいろ買ってもらったり
美味しいもの食べさせてもらったり。
お菓子を一緒に作ったり、料理教えてもらったり
(何一つ覚えてないけどw)
そしてよく怒られもしました。

おばさんには息子が3人いて
女の子が欲しかったせいか、
私のことをめちゃくちゃ可愛がってくれていたのは
子供ながらによくわかっていました。

しかし私が20歳ぐらいになる前に
おばさんに孫ができはじめて
当然のことなら
私よりも孫たちになっていき
私はその孫たちにヤキモチをやきはじめ
おばさんの家には近づかなくなっていきました。

今思えば、これが一つの後悔で…。
ずっと心残りでした。

なので昨日はその後悔の気持ちと、
私も大人になったよーって報告もかねて
よくおばさんの家で食べた
お菓子を買って持って行きました。

きっとよく家にあったから
式が終わったら「懐かしいね」って
みんなに食べてもらえればそれでよかったのですが。

そしたら
棺に入れようと思ってたお菓子全部忘れてきたーって事で
私が持って行ったお菓子を入れる事になってのです。

私がお菓子入れてたら
「あ、これ好きだったやつじゃん」
という声も聞こえて
やっぱり好きだったんだな、って思ったのと同時に
買ってきてよかったな、と。

おばさんと言えば、という
お菓子はいろいろあるんですが
そのうちの一つ、文明堂のカステラ巻き。
おばさん食べたかな。喜んでくれたかな。

今日はおばさんとの記憶を
思い出しながら食べたいと思います。

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