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2003.07.06

7/06(sun)GOLDEN CIRCLE Vol.04

寺岡呼人/SUPER EGG MACHINE/森純太/なぎら健壱
渋谷ラママ(A-60番)

あまりにも突然行くということを決めたもので、GCに行くんだ!という実感がほとんどなくラママへ。


GCというより何よりラママに入るのが非常に久々のような気がする。考えて見ると去年の8月以来で。そんな事ばっかり考えてた開演前。 友達から預かったチケットがAの60番だったんですけど、これがファンクラブでの最後の番号。この後Bチケットになるわけですけど、別にそれが悪いとかじゃなくてそれだけしかファンクラブのチケットを発券してない事に驚く。まー私の知り合いファンクラブに入ってるもののギリギリにチケット取ったとか(笑)私みたいに取ってないものいるくらいだから(笑)まーその人数も当たり前か。
17時ほぼジャストにGCお決まりのオープニングSE。やっとこの曲を聞いて始まるぞ。って実感した。そして寺岡呼人+呼人バンドで「Theme Of Golden Circle」今までのGCと違う所は、この曲をやってそのまま寺岡呼人オンステージだった事。今回のGCの呼人バンドのベースは「寺岡呼人」だったため、ベースを持った寺岡さんはこの日の一言目は「はなわです!」「ベース漫談やります!」と言ってドコドコドコ弾きはじめる寺岡さんに爆笑。なるほど、こう来たか!なんだか久々の寺岡さんらしいギャグ?が懐かしく感じてしまった。前日あったGCに出演した大槻ケンヂさんの話などもしつつ、次の曲「レボリューションNO.2」そして SUNNYさんとアッキーと寺岡さんで「OVER THE FUTUER」寺岡さんファンが多いのか盛り上がっていた。そしてアトムの事を歌った「アストロボーイ」そして「ブランニュージェネレーション」久々にブランニュージェネレーションを聞いてやっぱりこの曲が好きなんだよな。と改めて思いながら寺岡さんのステージ終了。あ、一つ。私ほとんど寺岡さん見てませんでした(笑)牟田さんとSUNNYさんを交互に見ていた私。最後のブランニュージェネレーションでは牟田さんはイヤモニをしなくちゃいけないらしかったんだけど、曲の途中で片一方ずつ耳にさすんだけど叩きながらだからなかなか出来なくて、そんな姿をじーっと見てしまいました。大変失礼しました…
そして続いてSUPER EGG MACHINE。オリジナルの曲を聞くのは初めて。かなりパンチがあっていい。そしてその反面、福岡出身らしく彼女らの福岡弁バリバリのMCが笑いを誘う。やってる音楽とは全く正反対で、そんな姿が対比してて面白いと思った。何曲かオリジナルやったあとに寺岡さんを呼び込んでの「声がなくなるまで」実はちゃんとCDではまだトレビュートは聞いてないんですけど、試聴やViewsicなどの特番で聞いていたのと全然違ってすごくかっこよかった。演奏が(笑)歌も別に下手とかじゃないよ。ただ自分の趣味の問題です(笑)3ピースのバンドに、寺岡さんが真ん中センターに陣取り、コーラスをしてたんだけどその姿がすごくおかしくて(笑)思わず笑ってしまいました。

続いて森純太。この人を待ってた人は多いと思う。宮田和弥に引き続き森純太のGC出演。そこには何の理由があるのだろうか?ライブを見たらそんな答えがわかるのだろうか?この日の私の興味はそこにしかなかったように思う。

「”東京に出て来たら、俺のところへ来い!”と言われてそのままその言葉を信じて森くんの所の行き、そして金魚のフンのように付きまとい、同じバンドに入れてもらった。その言葉がなかったら今僕はここにいない。」森純太を呼び込む時にそんな事を言っていた寺岡呼人。宮田和弥の出演の時にはあんまり感じなかったけど、寺岡呼人にとってやっぱりジュンスカというステージはなくてはならないものであったこと。そして本当にジュンスカをやってたこと。宮田和弥の出演より、この森純太の出演により、私は改めて再認識したかもしれない。
純太さんは相変わらず純太節って感じで、変わらない。まず一人で出て来てアコギで「明日が来なくても」本人も言ってたけど相当の緊張をしていた模様。ネックを持つ手がすごい震えていて、ギターの音もちゃんと出てないくらい。見てるこっちがすごい緊張したよ。アコギで「明日が来なくても」をやると、どうしても西武球場で聞いた「明日が来なくても」を思い出す。バンドバージョンも好きだけど、バラードバージョンも好き。そしてジュンスカの曲は全部バラードでもいいんだ、って言ってた和弥さんの言葉を思い出す。 そして「デュオもいいかな?」ということで寺岡さんを呼び込む。寺岡さんもフォークギターを持って一言「テツです!」と言うと、純太さん「へ????」と。寺岡さん「そのあたり全然変わってない!!!」って本当にね、そうなんですよ。もうすごい懐かしいやり取りで、自分の中ではツボなんです。本当に純太さんっていい意味でゴーイングマイウェイ、なんですよね。「そんなもん知らねーよ!」で通してしまう(笑)知らなくてもいいことは知らなくてもいい、そんな純太さんの姿勢はジュンスカ時代から変わってないような気がした(笑)そんな2人がデュオで選んだ曲は純太さんの「雲になりたい」だった。選曲は意外というかなるほどーと思った。もう1曲、寺岡さんが純太さんの曲で好きな曲があってリクエストしたんだけど、歌えない、って事で却下になった曲があるらしく、その曲名をとても知りたかったような気がする。なんとなく2人でギター抱えて「雲になりたい」だなーって予感してしまった部分もあったので。うーん、別の曲って何だろう??とても気になる… そして純太さんのライブJ(S)Uでも同じみのジュンスカナンバー「SUICIDE DAY」寺岡呼人のギャグがすべっても「あきらめたくない」(笑)「HEAVEY DRINKER?ゴミ箱」というナンバーだった。純太さんがギターをひいて、今回は寺岡さんがベースを弾く。あんまり意識してなかったけど、そうかーべースラインは当時そのままなんだ、と改めて最後のHEAVEY DRINKERを聞きながら思ってしまった。なんだか複雑。でも「乾杯?!」ってやっぱり懐かしい。ジュンスカやっぱりいいな、って改めて思った。純太さんがジュンスカをやる事に否定的な人も多いと思うけど。解散してしまった今、ジュンスカというバンドがいたこと、ジュンスカの曲があったことを純太さんなりに引き継いで行くのはとてもいいことなんじゃないか?と私なりに思った答えであった。 前回のGCで和弥さんがジュンスカオンパレードだった事はかなり意外だったんだけど、純太さんはそれなりに免疫が出来てるのか、なんとなく想像もついたし楽しいGCとして見る事できた。
この日のSPECIAL ゲストはなぎら健壱さん。彼がミュージシャンであることはもちろん知ってたけど、正直GCとの繋がりという意味ではビックリした。でも寺岡さん好きそう。というのはわかる。
そしてやっぱりトークの勝利というんでしょ
うかね。歌は聞かせる。話は笑わせる。飽きさせないライブだった。こういう歌がある、曲がある。そういう歌がある事はもちろん私はほとんど知らなかったし、多分会場にいるほとんどの人がなぎらさんの歌の世界というものは初体験なわけで。でもそんな風に初体験でも聞かせてしまう、そういうブッキングをしてしまう所にやっぱりGCなりの面白さがあるのではないだろうか?と改めて思ってみたりする。だってなぎらさんのライブを見る事がこの先あるだろうか?って考えたら多分ないもん。 なぎらさんが2曲寺岡さんからのリクエストということで歌い、そして呼人バンドを呼び込んで「カンカン娘」を唄っていまして。なんだか懐かしい雰囲気が漂う感じで、すごくラママの中が暖かかったです。こういう空気GCでは大切だなーって思った。
アンコールのセッションは全員を呼び込み、なぎらさんの歌う「いっぽんでもニンジン」とあと1曲。いっぽんでもニンジンをやってるSEMのメンバーがとてもかわいかった。出演者が全員で楽しそうにアンコールをやってる姿を改めて見て、やっぱりこれがゴールデンサークルなんだな?って思った。SEMと、森純太と、なぎら健壱。どのイベントとってもこの3組が揃ってステージ立つことないもんなー。

最初にも書いたけど本当はこのライブは当初行く予定がなくて。ライブ1週間前に友達が急遽いけなくなった、ということで譲りうけたもの。譲りうけた時も、私は全く行くつもりなくて別に行く人を探してたくらい。でも結局誰も行かない、って話だったので自分が行く事にした。今回何故行かない、って思ったのにはいろんな訳があったんだけど、チケット譲ってもらった子はとても行きたがっていたのにいけなくて、こんな私が行っていいのかなーって思っておりました。最近いろんなイベントに行く自分が改めてGCに行ってみて思ったのは「ゴールデンサークル」っていいイベントだなーということ。
寺岡さんが当初このイベントを始めた目的「ゴールデンサークルだから何かあるかもしれない!という気持ちで見に来て欲しい」そんな風な事を言っていたと思うんだけど、なんとなくだけど、今回のGCはそういう意味合いが自分なりに感じられたかもしれない。
次回は秋の開催だそうです。どんな人たちを集めてくるんだろうか?少しだけ(笑)楽しみにして待っていたい。

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