2007.10.31
10/28 ゆず@横浜アリーナ
10/28(sun)
ゆず
デビュー10周年感謝祭“ゆずのね”
~名前の由来は聞かないで~
横浜アリーナ(神奈川県)
ゲスト
ピアノ:中西康晴
ヴァイオリン:葉加瀬太郎
いやーここまで来るともはや、勢いでしかない。
最終日、最後の最後までオークションでは高値で取引されていたらしい。
そんな中、私は偶然23日のライブ終了後にチケットを手に入れることが出来た。たとえ、それがバックスタンドという席でも十分だった。
本当にゆずのチケットは日々取りにくくなっている。
今回のチケットだって、ファンクラブに入っている人だって
外れて泣いてる人が沢山いる。
そんな中、ファンクラブにも入ってないのに4日間のチケットを手に入れられた事は、本当奇跡といってもいいのかもしれない。
もちろん努力とちょっとお金かけたけど(苦笑)←それは大人の事情って事で・・・(爆)
センターステージでの弾き語りライブ。
26日付け新聞には「横浜アリーナで路上ライブ」なんて見出しも出ましたけど、センターステージ作って弾き語りする事はそんなに珍しくない事。
弾き語りのライブ、そして音を二人が大事にしてる、ってのは
ライブにきている皆さんが一番わかってる事。
この4日間で改めて好きになったのは「ところで」だった。
改めてこの歌詞を読んでみて。
こんなこともうやめようよ 何度も叫んでるのに
誰かが幸せになるように 世界が平和でありますようにと
本当みんなが書いてるけど、この歌詞を20代前半の岩沢くんが書いてると思うとねー。お前の精神年齢は当時何歳だったんだ?って突っ込みたくなります。
この日の弾き語りライブの最後は「シュビドゥバー」
この4日間でやるだろう、とは思ってたくせに、この時はすっかり忘れてた。
不意打ち。
そして最後のサビの部分では、二人ともマイクから離れて生声で歌う。
これもいつものお約束だけども。
あまりにも久々だったのと。そのマイクから離れて、
声を振り絞って歌う北川さんと岩沢さんの顔が何故かよく見えたんだよね。
あーもうダメだ・・・って思ったら涙出てました。
ラジオリクエストは「サヨナラバス」でした。
昨日の「なにもない」がよかっただけに・・・ちょっとガックシ。(するところじゃないらしい;笑)
バンドが入っての曲は、
大阪セットで見ていた「灰皿の上から」と「傍観者」
もう両方ともガッツポーズですよ!
だって、このセット見て「横浜アリーナ行くぞ」って思ったわけだし。
横浜アリーナではやらないのかしら・・・って思ってた矢先だったので
いやー最終日にまさか来るとは思わなかったーー。
本当うれしかったなぁ。
「傍観者」のギター&ベースのネックフリは、まー少々足りないような
気もするけども、許してあげよう(何様だ)
岩沢くんのハープがかっこよすぎるのです。
この日のゲストも中西康晴さん。
彼のピアノのイントロから始まったのは「カナブン」
いやーー変化球だ。思いっきり。まいったな・・・。
そしてそのまま「無力」へと。
この流れはユズモラスを思い出すなぁ・・・。
と感慨深いところで。
ダンスコーナーのゲストは「ラッキー池田」
たしかにこの10年、ラッキー池田さんが、ゆずにもたらした功績は
デカイです。本当に。
どうせなら「岡村音頭」もやればよかったのに。
あれは本当に強烈だったなー(@スタジアムライブ)
しかしゆずのライブは映像もかなり見ものなんだけど、
ダンスコーナーへのふりは
・NEWS JAPANの滝川クリステルならぬ「北川クリステル」(もちろん女装)
・横浜アリーナ上空にUFO現れ、襲撃。
・UFOの中には「オドラン星人」(タコの北川くんと岩沢くん)
・ワレワレノモクテキハチキュウシンリャク デ アール
・モハヤドヒョウギワイッパイ デ アール
・現場レポーター「岩沢レポーター」この岩沢くんの前髪にドキドキ(アホ)
・UFOを撃墜すべく、戦闘機。中にはウルトラ隊員もどきの「北川隊員」と「岩沢隊員」
・ミサイルを発射するが、逆にUFOを横浜アリーナに撃墜してしまい、オドラン星人パワーアップ
・オドラン星人の目から発射されるミサイルが、戦闘機に当たると何故かアイライクユーのダンスを踊る北川隊員。
・そしてそのダンスに少々ダメージ受ける「オドラン星人」
・「オドラン星人はダンスに弱い~」と結論付けて横浜アリーナの皆さんで
オドラン星人をやっつけるべく、ダンスをする。
そんなこんなで、隊員の格好で出てくる、北川くんと岩沢くん。
岩沢くんの持ってるギターはミサイル型ですよ。
いろんなギター見たけど(一番のお気に入りはホウキかも;爆)いやーかっこいいね。でもミサイルだと気がついたのは最終日だったという。遅すぎ。
「言えずのアイライクユー」サビから「未練歌」
未練歌は、最初の岩沢くんのギターの音と寺岡さんのベースソロがね。
好きだよなぁ。
・ゼンゼンソロッテナイノデアール
と、ダメージを与えられず、次は「あなたのシュミは何ですか?」と
「シュミノハバ」で撃退。
したかと思えばさらにパワーアップ。
どうしたものかと、岩沢隊員が上を見たら、一枚のタオルが落ちてくる。
「そうか、俺たちにはパワータオルがあったのか」と。
お客さん全員がタオルを掲げてせーので「パワーチャージ」と叫ぶ。
出来るわけねーだろ!(怒)
いやね、北川くんは「年齢とか立場とかいろいろあると思うけど
それを忘れて・・・」って言うけど無理なものは無理。
今回の物販タオルは緑色だったので会場が緑一色。
すげー。
そのタオルを使って「GO!GO!サウナ」
ユズモラス時代とフリが変わってましたが、関係なく昔のフリで踊る人。
全てはこのサウナから始まったなぁー。
ユズモラス時代のサウナはそりゃ酷いもんだった。
今のゆずは子供さんも沢山いらっしゃるし、あのライブ出来ないよね・・・きっと。
最後はまた「言えずのアイライクユー」
踊りきったところで「オドラン星人」を撃退すると、
今度はその「オドラン星人」がすっかり改心して、ピンクのタコになってるわけ。
そして、何故か東北弁で
・わたすたつーおどりたいんです
・おねがいすますーって。
改心したオドラン星人と一緒に最後は「少年」で
ダンスコーナーは終了。
ゆずのライブの歴史は、ダンス?振りつけ?と共にあり、ってのを
短い時間にギュッっと濃縮されて、見せ付けられたような気がしました。
まーでもそろそろこの路線も一区切りして欲しいところだが。
どうでしょう。
最後はまたバンドに戻り
「1」
そしてまた中西さんのピアノが登場して「夢の地図」行く前に
中西さんのフリーセッションの部分、かっこよい。
岩沢くんもそんな中西さんの音に両手をあげてあおってる。
そうなんだよね、音に素直に反応したりとか、そういうのって
まー当たり前だけどゆずのライブに一番少ないことかもしれないしね。
そしてこの日の最大ゲストはこの日のためだけに
ロンドンから戻ってきたという葉加瀬太郎氏。
出てきてすぐの存在感って言ったらもう、そりゃすげー。
二人と熱く抱擁してましたが、北川さんも岩沢さんもそれぞれ
すっぽり入ってしまうくらい。
そんな彼とやるのはもちろん「春風」
この「春風」という曲は初期の本当隠れた名曲でして。
もちろん今までCDになってなかったから、知ってる人しか知らず、な1曲だったわけですが、今年の春、葉加瀬さんとコラボしてCDを発売。
そして、葉加瀬さんとやって、注目もあったんでしょう。
今までゆずは本当音楽番組ってのは全然出てなかったのに、ここへきてミュージックステーションや、CDTVなどに出演してました。
ここまでメディアを選んで来たのに、ここへ来てでまくるのか?って私は正直それらのプロモーションが直視できませんでした。だからCDも一度聞いたくらいで、あまり深くは聞き込んでなかったのです。
でもこの日実際に「春風」の旋律に彼のヴァイオリンの音が鳴った瞬間。鳥肌が立ちまして。いやー本当今までの自分「ゴメンナサイッ」って謝りたかったです。完全にやられちゃいました。
曲にパワーを与える音ってこういう事を言うんだな、って改めて思いました。そういう意味で音の一つ一つには意味があること。この場で気づかされました。
葉加瀬さんいたままで「夏色」
これまた随分豪華な夏色で。
初日以外は全員ゲストもいた「夏色」になったわけだけど、
なんか随分とえらくなったもんだなーゆずは・・・と、
いろんな人とセッションした曲が「夏色」だったからこそ思ったのかも。
「栄光の架け橋」は最初にライブで聴いたときには「ええええーーー?」と
驚きを隠せなかった1曲だったけども、今の代表曲と言えば
きっと「夏色」<<<<<「栄光の架け橋」なんだろうな。と。
アンコールはトイレタイム。
帰ってきたら「するー」で呼び込んでた。
「出てきにくいだろうなー」と思いつつ。
あートビラツアーの時みたいに、アンコール全くしかとして
「いつか」とか突然始まる雰囲気に戻って欲しい。
甘やかしすぎだ、本当に。
そんな中、この4日間の目玉でもあった「境界線」は
もう心に刻みつけるよう、何かを残せるよう。そんな気持ちで
聞いてました。
最後のアレンジがCDとは違っていて、突き刺さるような
修ちゃんのギターソロにヤラレました。
最後「リアル」が終わって
ゆずバンドの紹介。
今回は4人編成でしたが、修ちゃんが戻ってきてくれて、
そして今回は寺岡さんで。
ベースの音的には残念な部分が沢山ありましたが(心に残る
ベースフレーズがなかったなぁ・・・残念。未練歌くらいか?)
ステージに寺岡さんがいることで、すごく楽しくライブを見れました。
(これも何か間違ってるかもしれん)
いや、今回本当ここまでメニューが変わって、
覚える曲も普段のツアーより沢山あったと思うから
本当バンドの皆さん、お疲れ様でした。
そして楽しませてくれてありがとうとエールを。
最後はセンターステージで「空模様」
そして最終日なので、この春のツアーの詳細を一気に発表!
各地出身であろう方たちより、アチコチで奇声があがる。
そして蛍の光・・・「これで最後の曲になりますが」に
会場からブーイング。
「最後なのにブーイングは悲しいです」
と言いながらも
「これで最後なわけねーだろっ!」と最後に「てっぺん」を。
この曲を歌い続けてる限り、
ゆずは「これからも高いてっぺんを目指し」歩んでいく決意を感じるし。
その姿を期待せずにはいられないのです。
そして最後にお客さんから「もう1回」コール。
これぞ本当のアンコールだ!!
北川くんがギターを抱えたので、あの曲かなーと思った
「嗚呼、青春の日々」
二人がこの曲を選んだ理由はすごくよくわかるような気がします。
10周年だからこそ、この曲を届けたい人が沢山いたんだな。と。
お客さんというより、自分たちのためにね。
そして最後に、右へ、左へのお客さんにご挨拶する二人。
岩沢くんはすごく照れたように挨拶するのと対象に、
北川くんは、本当丁寧に挨拶していく。
生声で「ありがとう」を繰り返す中、
私たちがいたバックスタンドには「見えずらくてごめん。ありがとう」と一言。
あーこれが北川くんなんだよね。そんな一言に心が温かくなる。
でも「見えずらくなんかないよ、特等席だよ」って言って
あげたかったです(爆)
最後の挨拶は
「10周年、ありがとうございました」
最後の最後まで二人の「感謝」の気持ちが現れた
10周年の感謝祭でした。
4日間、遅刻も当たり前の自分でしたが本当に楽しかったな~
飲み会もあったりして、
そこで「あの時こーだった」とかバカバカしい話して
笑える自分と仲間がいることに本当に感謝の日々でした。
10年が過ぎて11年目に突入したゆずのライブ、
また来年の春に行けたらいいな、って思ってます。
【セットリスト】
○すっびん
雨と泪/贈る詩/四時五分/遊園地/ところで/ジュビドゥバー
○ラジオ企画
サヨナラバス
○ゆずバンド
アゲイン2/灰皿の上から/傍観者
○ゆず+中西さん
カナブン/無力
○ダンスコーナー
ダンスメドレー/少年
○ゆずバンド
1
○ゆずバンド+中西さん
夢の地図
○ゆずバンド+葉加瀬太郎+中西さん
春風 / 夏色
○ゆずバンド+中西さん
栄光の架け橋
-en-
境界線/リアル~贈る詩/空模様/蛍の光~てっぺん/嗚呼、青春の日々
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