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2005.07.14

07/14(thu) 100s

The Tour of “OZ”
SHIBUYA AX(東京・渋谷)

この日は結論から申してしまうとライブ中に何度も何度も、本当に何度も(しつこい!って)「100s最高だ!」って心の中で叫んだ。そんな瞬間がギュっと詰まった、約2時間素敵なライブだった。


6人が向かいあったステージから始まる「Zen」ひとつひとつ奏でる音から伝わる意気込み。これから始まるライブが楽しくて仕方ないという、メンバーの音。「Honeycom.ware」では中村くんがお客さんをあおっていた。その中村くんにつられてフロアーもこぶしを突き出してジャンプ。メンバーだけじゃない、お客さんもこの日を楽しみにしていたんだ!とレスポンスした瞬間だった。

なんと言っても100sのNewAlbumが発売されたのは今年の1月。そしてツアーは6月。早くライブが見たかったのはどのお客さんも共通した思いだ。

ギターの町田さん(以下マッチー)がお客さんをのせて「バーストレイン」さらに池ちゃんはキーボードに乗ってお客さんをあおる。そして中村くんは5人に囲まれたセンターで歌う。年末のCDJの時にも思ったのだけど、そういう姿を見ると中村くんも100sのメンバーなんだ、って改めて思うのだ。

中村くん、100sにとってのひとつのキーワードは「江戸川」そんな大切な場所を思って歌う「ここが果てなら」そして「sonata」「セブンスター」とつなぎ今回「Oz」の中でも最大のキーポイント曲「扉の向こうに」?「OZ〓」へのインストへとつなぎ一度、ステージ袖に戻る。
中村くんは結局この曲をこのツアー中、涙なしに歌えなかったという。気合の入った演奏に、歌。お客さんも一瞬にして引き込まれる。涙を流している人も少なくない。そんな涙につられて泣いてしまうのはギターのマッチー。OZ〓のインストが終わってもなかなか戻って来れないメンバー。でもそんな時は池ちゃんの出番。場をなごまし、そしてピアノのインストで「光は光」へ
この曲のイントロでやさしくアレンジしたサビの部分を聞いてこの日確信したのは、池ちゃんのキーボードが個人的に大好きなんだ、って事。何より音がキレイだし嫌いな音を発しない。またアレンジもいい。あーそしてやっぱり私はこの「光は光」が大好きだーって事をもう何度も何度も思った。

「光は光」が終わった後のMCで池ちゃんが「今日来る時に、小学校の体育館から♪ジン・ジン・ジンギスカーンとやけに気合の入った合唱が聞こえて、今日のライブも小学生に負けないぞ、と気合が入った」という話で会場大ウケ。しかもこの日、池ちゃんは自分の椅子を見事に壊しましたから(笑)でもそんな気合が演奏に乗り移っての「A(エース)」「生きるもの」と続く。その勢いのまま「新世界」もうなぜこうツボのつくセットリストなんだろ?アップテンポからいきなりのミディアムテンポになる流れなのだけど、それでもテンポなんて関係ない勢いというものを演奏から感じる不思議なマジック。
そして最後は「またあした」OZの中でも終盤に締められてるこの曲。はやり本編最後でした。

アンコールは「久々に懐かしい曲をやります」と「魂の本」そしてみんな大好き「1・2・3」。マッチーは「1・2・3」は自らハンドマイクでBメロのコーラスしてましたね。そしてさらに「キャノンボール」もう本当にこれで最後だ!的なステージング。中村くんも声を絞り出し歌い、マッチーとオノくんは向かいあってギターバトル。そしてなんと、寡黙なベーシスト、ヒロくんも前に出てくる、出てくる。いやーすごいよ。100s。♪僕は死ぬように生きていたくはない、この歌詞にひかれ、100sを聞き始めたのは私にとって間違いじゃなかった証拠だ。あんなに心揺さぶられ、熱くなった瞬間を共有できた事に感謝。

最後のアンコールはアコースティックスタイルで「バハハイ」CDにもオマケのように入っていた100sのセッションがここでもやはり再現。お客さんの何回もの「もう1回」コールに3回、4回と繰り返される演奏。みんなも笑顔だ。これで終わってしまうけど100sが終わってしまうわけじゃない。この日の終わりはさびしいけど、でもみんなで笑顔で別れたい。そしてまた次に会う日まで。

夏フェスで彼らのライブを見られないのが本当さびしいのですが、また9月のZepp Tokyoでのライブ、また彼らに会えるのが楽しみです。

<setlist>
zen/Honeycom.ware/バーストレイン/ラッタッタ/B.O.K/ここが果てなら/
sonata/セブンスター/扉の向こうに/光は光/A/生きるもの/新世界/またあした
-en-
魂の本/1.2.3/キャノンボール
-en2-
バハハイ/ending?なのもとに

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