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2012.12.28

12/21 中村一義@日本武道館

12/21(fri)
中村一義/岸田繁 / 佐藤征史(くるり)/サニーデイ・サービス/100s/Base Ball Bear
中村一義デビュー15周年記念ライブ 最終公演「博愛博2012」
日本武道館

中村一義15周年ライブが日本武道館で行われる。
発表された時は行くかどうか迷ってたんですが、
久々に発売された中村一義名義のアルバム「対音楽」を聞いて、
やっぱり行くか、と思いチケット購入。

100sが出ると発表前に、トムくんが斉藤くんのライブで
武道館で出るんですよ~って言った事を教えてもらって
さらにテンションアップ!
レキシもやるって話だったし、本当かな~って思ってた部分もあったんだけどね。
でも発表になって少しほっとした(笑)

しかし中村くんもデビューして15年。
最初のツアー博愛博からもう10年!?日本武道館でライブやってからもう10年なんだ。
恐ろしい~。

この日は
大阪、名古屋で一緒にやった
BeseBallBearとサニーデーサービス、そしてくるりと100s。
多くのバンドとのセッションがあるということで18時半スタート。

最初はBaseBallBear。
私キチンとベボベ見たことなくて、聞いたこともないんだけど
ボーカルの小出くんは、中村くんと同郷らしく、
雰囲気や声が似てるなぁ~って思った。

久々にきいた「セブンスター」を聞いて
あーー中村くんが歌ってる…って改めて思ったし、実感した。
やっぱり名曲だよなぁ。
虹の戦士は初めてライブで聴いたかも。

BaseBallBearと、サニーデーの転換の間は
中村くんがステージにずっといてしゃべってる、という
昔だったら絶対に考えられない展開(笑)

本人も驚いてたけど。
でもやはりスタッフに言われていた3分を信じていて、
さすがに3分以上経ったらかわいく怒ってた。

サニーデーサービスとは、同士?先輩?
1曲目はサニーデーの「青春狂走曲」
”そっちはどうだい”と語りかける歌詞が中村くんにとっては
衝撃だったそうで。
その影響での「犬と猫」での”どう?”と語りかける歌詞を書いたそうです。

中村くんの曲はBaseBallBearとはまた違った、
サニーデーでやるにはピッタリな曲。
なんかそう考えるといろいろやはり繋がってるんだな、って思えた。

くるりの岸田くんと佐藤くん、そして中村くんに、ドラムはトムくん!
中村くんが出てきて早々に「伝説のバンドだよ、コレ」と宣言する姿は可愛かったな。

そして始まったのはみんな大好き「犬と猫」
“どう??”の後に続くドラムのリズムが最高で。

はじめてライブで聴く(と思う)「ここにいる」
これまた意外な選曲だったんだけど、どうやら岸田くんが「やりたかった」曲らしい。
というかこれ入りがもう「くるり」っぽいもん!
なんかわかるーー!って自分で納得してしまった。

中村くんの「ジュビリー」
佐藤くんのコーラスが武道館に響いてました。頑張ってたよ。
ジュビリーと言えばくるりの曲にもありますが、
「次の曲も同じタイトルの曲ありますね」
「どっちやりますか。どっちでもいいですよ」って中村くん(笑)
さてどっちでしょう~~?と演奏された曲は
くるりの「ロックンロール」

最後は岸田くんとトムくんがレコーディングで参加した「ショートホープ」
でも実際のレコーディングは
一緒に演奏してないんだそうで、今回一緒にやるのは初、という事で。
いつも以上に気合いの入った「ショートホープ」だったのでした。

最後は100s。
あーーいよいよ始まる。ドキドキ。
本当にステージに6人いる。3年ぶりの100s。

中村くんの「100sと言えばこの曲!」と始まったのが
「Honeycome, ware」
このグルーブは、確かに100sにしか出せないなぁ~って改めて思ったよ。
それでいて
先日中村一義名義でリリースした「ウソを暴け」を100sを演奏。
これがまたすごくよくて私自身はここでスイッチ入った(笑)

100sとしてもスイッチ入ったようで、MCの段どり、グダグダ感相変わらず(笑)
池ちゃんが「手紙を預かってきました」と中村くんが取りに行く。
佐野元春さんからの手紙を中村くんが読み上げる。

そして演奏されるのは佐野さんの「サムディ」
そこから町田くんと小野くんのギターがイントロで響く「君ノ声」
からの「永遠なるもの」

あーーーキタキターーーと100sの音と中村くんのボーカルが
だんだん一緒になって高揚感が増していく。
やっぱり中村くんは100sで歌ってる時が一番好きだ。
そして100sの演奏も。

聞いててどんどん自分でもテンションあがるのがわかるし、
100sが好きだった気持ちがまたまた何倍にも膨れ上がるのがすごくよくわかるんだけど。
また次にいつこれを聞く事が出来るかな~って思うと
この時が止まったら!って本当に思ったよ。

そして私が中村くんを好きになったきっかけにもなった
「キャノンボール」

イントロでのっかってくるギターの音色。
ポップなメロディに乗ってくる衝撃的歌詞。

”ここで愛が待つゆえに”
”死ぬように生きていたくはない”

キャノンボールがなければ私は中村一義には出会わなかったと思う。
また100sを好きになってからこの曲はライブでもすごく楽しくて。

町田くん小野ちゃんがお客さんを煽るの見て、
この景色が大好きだったんだよな~なんて思いつつ。

そして
「最後だぞ、最後という事は全部出し切るんだぞ」と
キーボードに乗って煽る池ちゃん。
あーーこの姿も久々だなぁ~~。
なんせ最近レキシのおじちゃんとしてしかライブ見てなかったしw

始まる曲は「ロックンロール」
きたきた!
これまたギター炸裂!

この曲と言えば最後の締めでまっちーと小野ちゃんのクロスジャンプ!
って何でこれが定番なったんだか全然覚えてないんだけど…
と思ってツアーのセットリスト見てたんだけど、やってない…w
東京、大阪と出たCDJかも。
大阪も行ってる
小野ちゃんがジャンプして転んだのをすごく覚えてるんだけど。

そんな感じで自分の記憶で楽しみな最後の締めを見てたんだけど、
多分まっちーも小野ちゃんも助走体制には入ったものの
中村くんが真ん中にいて、ジャンプ出来ず(笑)
まっちーが走ってきて、中村くんの前で
すごく小さなジャンプしてたのを見て思いっきり笑ってしまいましたよ。

アンコールは
「年末と言えば第九。この日のために作っておきましたよ」
と100sと一緒に演奏されたのは
「歓喜のうた」

この日の出演者が全員出てきてのコーラス。
そして最後は雪が降る演出は年末感ありましたね。

そして最後に
「ありがとうございました。これからも生きていこうと思います」
と中村くんは笑顔で声高々に宣言してました。

中村くんを囲んだ仲間は本当にみんな
中村くんが好きなんだな、って最後改めて思った。
じゃなかったらこんな素敵な音に囲まれないよ。

だから、また音楽作ったら聞かせてね。

15周年おめでとうございます!

【Setlist】
中村一義 meets Base Ball Bear
1,2,3/ LOVE MATHEMATICS/ セブンスター/
虹の戦士/ 希望

中村一義 meets サニーデイ・サービス+町田昌弘
青春狂走曲/謎/ NOW/
まる・さんかく・しかく/ハレルヤ

中村一義 meets 岸田繁/佐藤征史(くるり)+玉田豊夢
犬と猫 / ここにいる / ジュビリー/
ロックンロール (くるりの曲)/ ショートホープ

100s
Honeycome, ware/ ウソを暴け/ サムデイ(佐野元春)/
君ノ声/ 永遠なるもの/ キャノンボール/ ロックンロール (中村一義の曲)

-en-
歓喜のうた

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