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2005.03.11

03/11(fri) 東京スカパラダイスオーケストラ

ska-0311SPRING TOUR 2005「Answer」
今市市文化会館(栃木県

なぜ今市か?って



一緒したMさんは十何年前かにここでTHE BOOMのライブを見たことがあるそうです。というか私もここの会館はなぜかBOOMがやった所だよなぁ。って言う印象があったのです(笑)そんな二人が「今市行こうよー」って言う話で意気投合したわけです。まさか初日だったとは思わなかったんですけどね(笑)

会場へは17時30分過ぎくらいに到着。まだリハ中でしたね。18時開場でしたが、リハが終わらず開場時間15分くらい押してました。

開演時間も必然的に20分くらい押してました。その間お客さんウォッチングしてたんですけど、前の方は栃木県の先行予約でチケット取った人たちで、40代、50代の夫婦の方、また親子連れとか、本当いろんな年齢層のお客さんがいまして、ちょっとびっくりしました。そして「今日のライブどうなってしまうんだろう?」と。不安半分、そしてスカパラはこの環境の中でどう勝負してくるかなーって。違う意味で楽しみになってきたんですけど。ま、そんな事考えてたら私たちの席の隣にも40代くらいの夫婦。これマズイわーって事で、通路側の人と席を交換してもらうことにしました。私たちのためにも、そして座って見るであろうその夫婦の方にとっても必要な席替えでした。

いつも通り「スゥエーデンの城」が流れてスカパラメンバー登場。今日はちゃんとNARGOさんいる、と確認。でもあんまり調子よくなさそうでしたねぇ。でも髪の毛立てて、襟立てて、気合だけは十分のようでした。席が思いっきり右側だったもので、最初はあんまりNARGOさんをちゃんと見れなかったんだけど。

最初からステージにマイクが4本立っている状態でして。1曲目は何をやるんだろうか?って考えてたら「SMOKY TOWN」でした。なるほどー。ホーンセクション隊全員でコーラスしてました。かっこいい。
そしてなんとなく久々に聞くなぁ。の「5days of TEQUILA」谷中さんが手をあげてあおるも、前列はややノリ悪い感じでした。谷中さんが「オラ、手をあげろよ!」って感じでムキになってる姿に笑えます。
そして3曲目に「DOWN BEAT STOMP」でした。おーここで持ってくるか。って感じで。でもきっと今日のこの会場はこういう有名な曲はやめに持ってきた方がノリがいいと確実に思いましたね。そして少しずつスカパラペースになっていきます。が、しかし、この曲1フレーズなかったよ。誰かが間違えた、というわけではなさそうで、多分そういうアレンジを取ったんだと思うんですけどね。でもでも、いつもなら谷中&大森コンビが場所位置を交換する場面なんですけど・・・という所がなかったんですよ。今日の席は私は右側なのです!1フレーズ終わって交代しないですぐ大森さん、パーカッション叩きに戻ってしまいまして。ウーン。

谷中兄貴のMC。「こんばんわ。東京スカパラダイスオーケストラの谷中です。」いやいや自己紹介しなくていいからね。栃木に谷中村があるらしく、そんな話をしてたんだけど反応鈍かったなぁ。本当にあるのか?谷中村。あった。ここか。というか消滅しちゃってんじゃん、谷中村。そりゃ反応鈍いわけだ・・・。
そして前の方のお客さんを見て「何かすごい所に来ちゃったと思ってる人もいるかも知れないけど・・・」と。本当にその気持ちはわかるぞ。谷中さん。でもいつもとおり熱く「声出してくれよー」「戦うように楽しんでくれよー」とMC締め。

「STROKE OF FATE」で渋く決めた後は「CALL FROM RIO」「NATTY PARADE」とちょっとアゲ気味なかん時で。しかしやはりNARGOさんのトランペットの音があると安心するよね。でも自分の演奏ないときは基本的にステージ袖で休んでたし、ステージいてソロ決めた後は、胸押さえてたり首のあたりを押さえてたりして、本当に大丈夫なのか?って感じでした。大きな音のミスは全然なかったけどでもこの日の音は「NARGOさんの技術でカバーしてる音」って感じだった。本調子じゃないのはすごく残念だったけどその前に、完治してないだろう体の方が心配で、この日は途中からはNARGOさんばっかり気になってました。メンバーも途中で「大丈夫か?」って声かけてましたしね。
でも一番悔しいのはやっぱりNARGOさん本人だったんじゃないかな?どういう病気か知らないけど、本当早く治してNARGOステップ、NARGOスマイルを見せて欲しいです。

MCなしでどんどん曲が進みます。「悲しみの向こう側?Hello Happiness?」「世界地図」はやっぱり人気あるのかな?年配の方でも口ずさんでる人多かったもんね。歌ものはイヤ?だなぁ。とは思いながらもこういう光景見ちゃうと、やっぱり「歌って大事なんだな。」と改めて思うのです。そして「サンキュー!」って締めた跡に、唐突に欣ちゃんのドラムソロ。ソロ叩く姿を見てなぜか笑顔の大森はじめ。わからんぞ。何で笑ってるの?そこはソロの予定じゃなかったの?
しかしそのソロからフロアータムの私の好きなリズムが刻まれる。うーん、この曲は?この曲は?「火の玉ジャイヴ」ですよ。そして出てくる、出てくる譜面台。やー譜面台アリ構成なんだ。さすがホールツアー。なるほど。GAMOさんの途中のMCも「そろそろ体があったまってきたぞ!」と。そしてGAMOさんが右へ行けば、右。左へ行けば左。個人的にこういう動きがあるの好きなんだよね。

譜面台ありで「NASTY BLUES」「スカンボ」「AZURE」はCDよりももっとアップテンポになっててかなり明るい感じでした。Mさんが「祭りだ!祭りだ!」といってはじまった「ONE EYED COBRA」確かに祭りだった。最初のフレーズ終わった後に加藤くんの両側に谷中&GAMOさんが来るわけですが、これがまた加藤くんが両手広げて「俺の仲間だぜ」雰囲気だったのがなんかおかしかったです。

一転して「TWILIGHT SLIDER」谷中さんのフルートに拍手ー。やっぱり人気あるんだな、谷中さん・・・(棒読み風で)だって谷中さんコール多かったもん、この日(笑)ミラーボールまわっててキレイでした。その後の「OPEN YOUR EYES」の流れは前回ツアーの流れと一緒ですね。「LEFT WITH THE DOG」のメインボーカルは大森はじめさんと欣ちゃんでした。大森さんは前出てきて歌ってましたよ。栄光?同様、ツアー終盤盛り上がる1曲になってくるに違いない、って感じでしょうか?

欣ちゃんMC。「今日の天気はイマイチだけど」と言うと盛り上がる会場。ウーン。谷中さんが言ってた「後で欣ちゃんが今市にまつわるギャグを言う」って予告してたのはコレだったか。でも欣ちゃんの話には続きがあって「20年来、付き合ってる花粉症の俺としては、こんな天気はイマイチではない」とのことでした。
あと栃木県には「茂木」という街もある、とのこと㊁?。「その茂木という町には”ツインリンクもてぎ”がある!YOU KNOW?」って。いやいや、知ってるよ。欣ちゃん。消滅した村とは大違いです。しかし栃木県にまつわる地名が二つもあるなんてすごいなぁ。栃木には縁があるんじゃないの?スカパラさん!
そういえば、欣ちゃんって青スーツの時ネクタイしてたかな?この日黒のシャツに赤いネクタイしてたんですよね。欣ちゃんがネクタイしてることって珍しいような気がして。気になってました。

そんな熱いMCの後は少し落ち着いた曲が1曲「LOVERS WALK」でした。途中の金管組が合流する場面では北原さん一人でした。でも北原さん一人でずいぶんアレンジかえてました。

「砂の丘?Shadow on the Hill?」「SKA ME CRAZY」と続きます。SKA ME?はやっぱりピアニカの音があると安心して聞けます。途中の間奏では右側では谷中さんとGAMOさんがモモあげ。左側では大森さんと加藤くんが前へ後ろへ行ったりきたりしてます。さらに北原さんは相変わらずクルクルまわって楽しそうな雰囲気です。これでこそやっぱりスカパラライブ。お客さんも完全にスカパラのペースに乗せられてて、最初の雰囲気とは一変。かなり盛り上がってます。一体いつこんな雰囲気になったんだ?と。

最後は「TONGUES OF FIRE」「STAMPEDE MARCH」でした。最後が「STAMPEDE MARCH」なのが意外だったかな?

アンコールは北原さんが黒のツアーT。大森さんが珍しく白のTシャツに着替えてました。そしてまずは「銀河と迷路」えっと歌いだしの真相がわかったのですが(笑)この日はそれより何より「欣ちゃん、え?何よ?」って感じでございました。何言ってるかわからんぞ。私たちにとっては「ここで銀河と迷路じゃなくてもなぁ?」という印象なんですけど、世界地図よりもこの曲の方が歓声が大きかったかな?やっぱりドラマの影響力は大きいです。

谷中さんMCで「アンコールの手拍子が最初から最後までずれなくてすごかった」って言ってましたね。そんなに珍しかったのでしょうか?確かに最初から最後までずっと手拍子切れなかったんだけどね。狭い会場だからかなー。

メンバー紹介一言ありは大森さんと、沖さんと、NARGOさん、そしてGAMOさん。大森さんはしゃべってるときに「かっこいいぃー」って声がかかって「う?こういう言葉は拾うよ。もっと大きい声で言って」と言っておられました。でも「初日いいライブだったと思います」と言った後の拍手が小さくて「拍手が小さいじゃないかよぉー」ってまたいぢけておりました。でも笑顔で「また来てね!」って。沖さんの一言は「また来年、来年とは言わずまたすぐ来ます!」って。
NARGOさんの一言は「昨日まで具合が悪かったんですが、今日ここに立てて幸せです」と言ってました。確かにステージ立ててよかったな?とは思うんですけど、本当無理しないでください。会場からは「NARGO大丈夫?」と声がかかっておりました。みんな心配してますから。

GAMOさんがお話してたときに、大森さんが、ステージ袖のスタッフの人となにやらジェスチャーなどをしてまして、何をやってるんだ?ってすごく気になってたんですよね。そして彼は黄色いマラカス持って次の曲の準備をしていたので、最後私は「スキャラバン」だ?って思ってたんですよ。そしてGAMOさんが谷中さんを紹介して「We Are 東京スカパラダイスオーケストラ!」と言って始まった曲は「MONSTER ROCK」だったわけで。気合入れて冷牟田さんなどはクルクルマイク回してたわけで。大森さんあわてて楽器持ちかえてて大爆笑。そして頭叩きながら「いけねっ」って感じで芝居してました。オイオイ、ですよ。まったく。

ということで初日ライブでしたが、あんまり初日という感覚もなく、昨年のライブハウスツアーそして追加公演の延長線にあるものだなーと言う印象でした。それは私が秋と冬のツアーをたくさん見てきてるからか?でも中盤に譜面台を使ったりしてホールならではの演出も使ってきてるので、いいのかなぁ。と思ったり。アルバム「Answer」を中心としてやる中でも、多分キーポイントはAnswerの中に入ってない曲をどのようにやってくるか、ということでしょう。ただ、今回はこの日の今市のように初めて行く場所も多いと思うんで、そう考えるとこういうセットリストも納得は出来るんですけどね。でもツアー終わるころにはどういう風になってるかな?とも思います。
個人的には次は品川。このツアー唯一のスタンディング。またこの日とは違うライブを見せてくれると思うんで、楽しみにしていたいと思います。

<setlist>(順不同・なんか抜けてるような気がする。)
SMOKY TOWN /5days of TEQUILA/DOWN BEAT STOMP/
STROKE OF FATE/CALL FROM RIO/NATTY PARADE/
悲しみの向こう側?Hello Happiness?/世界地図/火の玉ジャイヴ/
NASTY BLUES/スカンボ/AZURE/ONE EYED COBRA/TWILIGHT SLIDER/
OPEN YOUR EYES/LEFT WITH THE DOG/LOVERS WALK/
砂の丘?Shadow on the Hill?/SKA ME CRAZY/TONGUES OF FIRE/
STAMPEDE MARCH
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銀河と迷路/MONSTER ROCK

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