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2004.07.17

7/17(sat)yohito teraoka presents GOLDEN CIRCLE Vol.06

寺岡呼人・Shiho・堂島孝平 スペシャルゲスト:大貫妙子
東京キネマ倶楽部(東京都)

寺岡さん曰くの元バーキャレ(爆)な会場の東京キネマ倶楽部。昭和初期の雰囲気の残るこの会場、出演者の皆様みんな気に入ってましたね。私は今年2月にPE’Zを見て以来2度目。でもその時は一番後ろにいたので、ちゃんと会場に入るのははじめてな雰囲気。


オールスタンディングかと思ってたのですが、会場にはパイプ椅子が並べてありました。それでもいつものGCよりは人が入ってるけど。ステージ左側にはグランドピアノも置いてありまして、ステージの雰囲気からして今回のGC何か雰囲気だけでもかっこいいものがありました。そしてそんなグランドピアノもよく見える2列目で本日は鑑賞。

まずは寺岡さんが一人で出てくる。白地に柄が書かれた(竜の絵だった?)シャツにGパン。髪型が少しゆずの北川くん入っていたような感じでしたけど(笑)やっぱり素敵なのですわ。寺岡さん。そして一言目に発せられたのがバーキャレだったもんだから、やっぱり寺岡さんだーって。大爆笑。そんな寺岡さんからステージはスタート。グランドピアノの前に座って2曲。「胸いっぱいの愛を」と「あとどれくらい?」でした。両方とも久々に聞く曲でしたね。ただ、スタートから寺岡さんのピアノの弾き語りは少々マッタリしすぎのような気もするんだが…

バンドのメンバーを「バンドのメンバー」と呼び込んで(笑)まずは「陽のあたる場所」スロウなアレンジになってたんですけど、バンドとしては今回初だからかな?息があってないように聞こえてしまいました。「夜曲」はバンドバージョンでは始めて聞きます。そしていつもは、GCの頭にやってる「Theme Of Golden Circle」は寺岡呼人としてのステージの最後に演奏しました。チャレンジしてるのはもちろんわかったけど、寺岡呼人ファン以外に、寺岡さんの魅力は伝わったのだろうか?若干不満の残るステージ展開だったしアレンジでした。ま。いいか…

続いてShihoさん。ピアノ1本での弾き語り。詩を朗読する感じでメロディが乗っかった曲は、会場にいた人全員の心の中にインプットされたのではないだろうか?声も透明感溢れる感じで、しかも一句一句ちゃんと歌っている歌い手さん。だから私は好きだった。「25年ぶりの手紙」では泣いてる人も多かったと思います。MCでこの25年ぶりの手紙について、作詞をされたクーペさん、という方のお話をされておりました。事情があって、会えない娘さんから来た手紙への返信。その娘さんが、この歌を聴いてるのかはわからないけど、でもきっとそんな暖かい父の気持ちは全国の娘さんに届いてると私は思う。そんな不思議な力を感じた1曲だった。最後は「どっちでも不思議」では寺岡さんもギターで参加してセッションしておりました。

そして堂島孝平。トミナガさん曰くのドウジマソロファブリック(笑)今年のツアーでは参加しておりませんでしたが、ハイテンションブリーズ、という堂島くんのもう一つのバンドで参加されてるキーボード”渡辺シュンスケ”ことシュンちゃんとのセッション。1曲目は「セピア」寺岡さんが大好きな1曲だもんね。堂島くんなら選ぶと思ったよ。そして私はこの曲を始めてGCで聴いてノックアウトしたわけで…思い出深い1曲。そして堂島くんも、シュンちゃんも大好きで、この日競演する大貫妙子さんの「海と少年」をカバー。開演前に大貫さんにこの曲をやると言いに行ったら「あの曲、難しいのよねー」といわれたそうです。リハでも何曲か試してみたものの、あんまりしっくり来なかったようで、大貫さんの曲の難しさを知った、というようなことを言っていたような。あとは二人の近況。トミナガ日記にも書かれてましたけど、草野球の話とか。ハイプリでもシュンちゃんと堂島くん、という二人だけの会話ってあんまり見たことなかったんで、結構新鮮でした。
2曲やって、今度は寺岡バンド登場。寺岡さんとのお話はこれはまた面白かった。寺岡さんって堂島くんの前に出ると何故あんなにボケキャラになってしまうのでしょう。でもこれは堂島くんが拾ってくれるから成立するのかもな、とアイゴン風(DVD参照)にちょっと思ってしまいました。
セッションの1曲目はGCVol.01から始まったこの堂島くんと寺岡さんとの繋がりがこの1曲になった「さよならアンナ」。堂島くん作詞の、寺岡さん作曲です。このときの裏話なんか二人でされてまして、何の流れか忘れてしまったのですが、堂島くんが「時間のない中作ったんですよ」みたいな話をした時に寺岡さんがその話をごまかすために「堂島くんの為なら1年待つつもりで?」というような事を言ったら「そりゃないですよ?アニキ?2日しかないって言ってたじゃないですか?」って言ってたのがすごいツボでした。しかし演奏の方は堂島くんが歌う部分が多かったように思うのですが、やっぱり堂島テイスト入ってるんだよね。この曲は始めて聴いたときから、堂島くんにピッタリだーって思ってたから、それは曲を作って、堂島くんに依頼したという寺岡スタッフが的を得てた結果だと思う。本当にいい曲なので、堂島くんもライブで歌って欲しいな。
寺岡さんが、ミュージシャンやってなかったら「バーテン」やりたかった、って話から何故か寺岡さんがバーテンで、堂島くんがお客、っていう芝居もやってました。そういえばこの流れはVol.01の時の「もちつき」の流れのそのまんま。Vol.01の時は11月開催だったのでお正月の話になり、例のごとく寺岡さんが「もちつきやらないの?」という流れから、ペッタンペッタンもちつきの真似をしていたんだけど…今回のバーテンとお客はまさしくそれと一緒。

寺岡さん「何しましょうか…」(シェーカー振ってる)
堂島くん「………(出てこない)」
寺岡さん「マルガリータで」と言ってコップを差し出す。
寺岡さん「何かあったんですか?」
堂島くん「サイフ落としちゃって…カードだけならいいんですが(いや、堂島くん、あんたはカードもてないって話してたでしょ!って心の中で突っ込み)死んだ母の写真も…(オイオイ殺すな)」
寺岡さん「じゃあ今日は朝まで飲みましょう」
堂島くん「え?バーテンが飲むんですか?」って大爆笑。
寺岡さんも結局「バーテンにはなれないなー」って話になりました(笑)ちなみに堂島くんがミュージシャンになれなかったら「パン職人」になりたかったそうです。パン職人ですか。可愛いな…(笑)

そして寺岡さんのリクエストで「七月」堂島くんが「何でこの曲選んだんですか?」って言った時に「今月だし…」って。「25才の歌詞が大好きなんですけど、この曲も歌詞がすごいいい!」って寺岡さんは堂島くんをすごい褒めてました。寺岡さんが「今月だし…」って言った時点で「あー七月だー」って思ったんですよ。そして座って聞いてる私たちは一体七月でどうすればいいの?って思ったんですけど、演奏始まっても誰も立てず、座って聴いてました。かなりア

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